今年の夏休みのフィナーレも、ロボット教室の全国大会でした。
昨年、一昨年に続き、今年も念願の大会へ出場することが出来ましたが、5年生にもなると、ロボット以外へどんどん興味が広がっていて、音楽を聞いたり、マイクラやアニメにはまったりで、もう誘惑だらけ。
大会には絶対に出たい、でもロボットだけに集中できない、と、葛藤していた頃の写真です↑ 好きな音楽をロビ耳で聞きながら、プログラムを組んでいます。
↑煮詰まって、転がっているの図。
・・それでも、大会には絶対に行きたい!!と、この後、全力で作り上げていました。
大会の、会場の雰囲気が大好きで、他のすごいロボットを真近で見たいんだ、と。
作品締め切り前は、作りかけのロボットの横に布団をひいて寝ていました。
起きては作り、夢の中でもロボットを作っていたそうです。完成したのでほっとして起きたら、現実は何も進んでいなくてショックを受けていたことも。。
今年3月からアドバンスプログラミングという、自分の作ったプログラムでロボットを動かせるコースへ進級したのですが、息子が始めに作ったのは、掛け算ができるロボットでした。
しかし、プログラムが重くなりすぎて、端末のデータがすっ飛んでしまい、足し算、引き算ができるロボットに切り替えたようです。
名付けて「計算ロボット」。小さい子が楽しく足し算や引き算を学べるロボット、ということなのですが、そもそも本当の動機は、自分の宿題を手伝ってくれるロボットが作りたかった、という、、、数年後には可能なのか?!
夢の中までロボットを作っていた甲斐あってか全国大会への出場が決まり、よし、最高のロボットを見せる!と、改良を始めたのはいいのですが、思いのほか時間がかかってしまい、プレゼンの準備が全く進まず。
大会1週間前、教室の先生に「こんな状態なら大会へ出なくていいです」と叱咤激励され、一発奮起して、それはもう必死にプレゼンを頑張っていました。
その甲斐あってか、本番ではプレゼンもロボットの動きもばっちり決まり、出番が終わってほっとしていたときの写真です↑
教室の先生にも、よく頑張ったと褒めていただき、とても嬉しそうでした。
結果は、アドバンスプログラミングコースの最優秀賞でした!
前年と前々年にいただいたMVPには及ばず、本人は少し悔しそうでしたが、必死で作った渾身のロボットを最高の状態で披露することができて、本当に良かったと思います。
MVPは同学年の男子。彼のプレゼンは会場全体を大いに沸かせ、皆で応援したくなる素晴らしいロボットでした。
息子は、来年も頑張ると言っています。願い叶ってまたここに来れるとすれば、それが最後になるのかもしれません。
このロボット教室の大会へ挑むことは、心も技も鍛えられる素晴らしい機会になっています。まだ見たことのない何か、可能性を引き出してくれます。
これからもアスリートのように心も技も磨いて、様々な分野にチャレンジし続けてほしいと願います。
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