家の前の歩道は通学路になっていて、
毎日小学生や中学生が、わいわいがやがや登下校する声が聞こえます。
そんな子供たちの目にとまってくれるといいな~と思い、
歩道に沿う手すりにちょっとした物語を入れました。
鉄の作家の浪越てつろうさんにお願いして、いもむしが蝶になったよ、という展開を
感じられる手すりにしていただいたのです。
昨日の夕方のこと、
買い物から帰ってきて、階段を上がろうとしていたとき、
赤ちゃんを乗せたバギーを押しながら歩道を通りかかった若いお母さんに
思いがけず声を掛けられたのです。
「これ、はらぺこあおむしですよね?
いつもここを通る時、この子に“はらぺこあおむしさんがいるよ~”って
話し掛けるんです。 ちょうちょになってるね~って♪」
ああ、こんな赤ちゃんにも見てもらえてたんだと思うと、とっても嬉しくなりました。
「そういうふうに言っていただけるととても嬉しいです!」と、
ハイテンションで若いお母さんにお伝えしました。
この植物と虫がモチーフの門扉や手すりのおかげで、
これまでも通りすがりのいろんな人たちから声を掛けていただきました。
他にもたくさん“虫”がいるので、いろいろ発見してもらえると嬉しいです。
↓家の中にはほんとうのはらぺこあおむしもいます。
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